小中学生が勝手に逃げたことで津浪からほぼ全員助かった
小中学生が勝手に逃げたことで、津波に巻き込まれずに避難できた学校があるらしい。
古くから伝わる「津波てんでんこ」(自分の責任で高台へ逃げろ)という教えで、
小中学生が先生の指示を待たずに個々人が勝手に逃げることで、津波から避難できたそうで。
一方、避難の為に校庭で点呼を取っているときに巻き込まれて、生徒の7割が死んだ学校もある。
地震が起きたら、めいめいが勝手に逃げたほうがいいんだろうね。
古くから伝わる「津波てんでんこ」(自分の責任で高台へ逃げろ)という教えで、
小中学生が先生の指示を待たずに個々人が勝手に逃げることで、津波から避難できたそうで。
防災の教え、命救った 釜石「津波てんでんこ」生かす 小中学生、高台へ一目散
東日本大震災で1200人を超す死者と行方不明者を出した岩手県釜石市では、3千人近い小中学生のほとんどが無事に避難した。背景には、古くから津波に苦しめられてきた三陸地方の言い伝え「津波てんでんこ」(自分の責任で早く高台に逃げろの意味)に基づいた防災教育がある。想定外の大津波が押し寄せる中、防災の教えが子供たちの命を救った。
釜石市北部の大槌湾を望む釜石東中学校(生徒数222人)は、同湾に流れ出る鵜住居(うのすまい)川から数十メートルしか離れていない。11日午後の地震発生時は、各教室で下校前のホームルームが行われていた。
立っていられないほどの横揺れが生徒たちを襲った。1階にいた3年生の栗沢正太君(15)は避難口を確保しようと、とっさに窓を開け、机の下へ。揺れが一段落すると、担任教師が「逃げろ」と叫び、栗沢君が校庭に出ると、2、3階にいた1、2年生も非常階段を下りてきた。
校庭に出た生徒たちは教師の指示を待たず、高台に向かって走りだした。途中、同校に隣接した鵜住居小学校(児童数361人)の児童も合流。小学生の手を引く中学生の姿も目立ったという。
一方、避難の為に校庭で点呼を取っているときに巻き込まれて、生徒の7割が死んだ学校もある。
児童の7割死亡か不明、小学校周辺を一斉捜索へ 浸水続く宮城・石巻
津波で全校児童108人のうち7割が死亡か不明になっている宮城県石巻市の市立大川小学校周辺で、県警や陸上自衛隊、
国土交通省東北整備局などが合同で近日中に一斉捜索を開始することが27日、分かった。
同小は北上川河口から数キロの川沿いにあったが、津波にのまれた。国土地理院の調査によると、一帯では津波が海岸線から
10キロ以上さかのぼったとみられ、同小より下流は現在でも浸水、捜索や復旧が進まない状態が続いている。
この日、関係機関が石巻市と協議。まず、仙台空港の復旧にも使った同整備局の排水ポンプ車で水をくみ上げた後に、自衛隊や
県警が入る。大川小周辺のほか、下流地域を集中的に捜索、不明者の発見に全力を挙げる。
地震が起きたら、めいめいが勝手に逃げたほうがいいんだろうね。
JUGEMテーマ:事件・事故
2011.03.28 Monday | category:災害
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